マンガン採掘跡

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「マンガン採掘跡」概要

2005/11/16 OUT

マンガンとはなにか

石。

「マンガン採掘跡」とは

マンガン鉱山の跡。本章では、掘ってはみたけどごめーんやっぱ出なかった系も扱っています。

かつては市内の山にマンガン鉱山が点在し、無数ともいえるほど山の斜面に採掘口がありましたが、鉱山はむかーしむかしに閉山、危ないので埋めたところも多くあり、放置されている坑道も土砂崩れで埋没したりしています。非常に危険です。

マンガン鉱山のその後の利用について

十六舞のマンガン採掘跡

2005/10/30 OUT

今回は、日本武尊 ( やまとたけるのみこと ) 天照大御神 ( あまてらすおおみかみ ) に猪退治のお礼として16人の姫たちを舞わせた「十六舞」に行ってきました。

十六舞のマンガン採掘跡

吾野にあるマンガン採掘跡です。かつては道路に面していた場所に大きな穴が二つ(?)開いていたそうですが、今は埋められて、その上にある採掘口が残っています。

斜面奥の採掘口
ここは一番奥まったところにある採掘口で、4つ穴が見えますが、二つの入り口でー穴です。中に入ると玄関ホールのような広い空間が広がり、そこから横へ下へと穴が開けられています。
割と大き目な坑道が奥へと続いていました。
道路に近い斜面の採掘口
ここは入り口をほじくっただけのようで、奥に続く坑道は無かったと記憶しています。「日当良好南向き」といった感じの空間です。
中に子供用の玩具が転がっていたりします。遊び場だったのでしょう。
北側斜面の坑道
こちらは北側斜面に開いていた大き目の坑道です。中ではコウモリが鳴いていました。

こういう穴があると普段は好奇心で入ってしまうのですが、さすがに今回は恐怖心が勝りました。もし、中からおじさんがビン酒を親指と人差し指で摘んで出てきたら、なんと声を掛けて良いのかわかりません。坑道内の部屋に通されて、ランタンの横にある家族写真を見ながら「これでも家族がいたんだよ」とか言われたって返事に困ります。それはともかく、この十六舞の坑道は全長が80m程あるらしいです。

飯能大河原マンガン採掘跡

2005/02/06 OUT

幽霊的視線で公開された 赤根ヶ峠への道・二で、マンガン採掘跡があるのを知って、「実際に見てみたい」「っていうか入りたい」と思って見に行ってきました(落盤で死亡しても遺体で帰れるよう、友人と一緒に)。

最初の一個目。思わず、「アター!アタヨー!」とはしゃいだ成人男性が一人、大河原の山中に居たとか居ないとか。 中は人一人かがんで入れる大きさです。

中に入ろうと思ったのですが、水が張っていて水深は10cm以上。泥が堆積しているので、意外と深いかもしれません。履いている靴は運動靴ですし、かといって裸足だと危ないですからやめておきました。でもこのまま帰るわけにはいきません。何故なら、”おもちゃ屋さんに来て何も買わないで帰るのが許せなくて、欲しくもないおもちゃを強請る子供の気持ち”に近かったからです。私はすぐに山の斜面を登りました。

上に登っていくと二つ目の穴を見つけました。 こちらは少し背が高めで楽に入れます。

「なんか臭いね」とか言いながら進んでいくと、すぐに行き止まりになっていました。残念。

その穴のそばに神様が奉られていました。 山の急傾斜面にもう一個、最後、3つ目に見つけた穴はほとんど埋められて中に入れませんでした。

このマンガン採掘跡は、今でこそ3つしか穴が開いていませんが、かつては無数に口を開けていて、「七つのほらあな」などと呼ばれて子供の遊び場にもなっていました。なかには抗木が組まれていたり、他の穴と繋がっているものなどがあったそうです。

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